こんにちは。
NotionはPCブラウザの拡張機能やモバイルアプリのアプリ間連携機能を使って、WEBページをNotionデータベースにクリップできます。
Notionで実現する事実上の「あとで読む」機能と言っていいでしょう。
私は「あとで読む」サービスとしてPocketを利用してきました。
しかしNotionデータベースのほうがプロパティを柔軟に設定出来ますしフィルタやソートも自在にできるため、クリップしたあとの管理がPocketより遥かに容易だと考え移行することにしました。
ところが何でも上手くはいかず・・・以下の困った事態となっています。
- いまだにiPhone6も使っているがiOSバージョンの制限からNotionをインストール出来ない
- いまだにRSSリーダーFeedlyで情報収集しているが「あとで読む」保存先の選択肢にNotionが無い
iPhone6にしろFeedlyにしろPocketは使えますので、じゃあIFTTTのレシピで
Pocketにコンテンツ追加 → Notionデータベースに転送
を自動化してみようと思い立ちました。
この記事はその紆余曲折の記録ですが、読者の方の時間を無駄にしたくないので先に結論を書いておくと、中途半端な出来です。
■IFTTTでは出来ない
出鼻を挫かれましたがIFTTTで出来るのはNotionの「ページ追加」「タスクリスト追加」だけです。
やりたいことはNotionの「データベースアイテム追加」ですがサポートされていませんでした。
■Make(旧Integromat)では出来・・・なさそう
ただいま奮闘中。
MakeではNotionデータベースアイテムの追加が可能です。
タイトル・URL・作成日付をPocketから引き継いで登録出来ました。
正しくコネクションが確立すれば、アイテム追加対象のNotionデータベースに独自に設定したプロパティも扱えます。
し・か・し!肝心のコンテンツ、今回の例で言えばWEBページの記事内容が引き継げません。
より正確に言えば、Pocketが公開するオブジェクトに「ページ記事内容」に相当する要素がありません。
見出し程度の「Excerpt」(和訳:「抜粋」)という要素ならあるんですけどね・・・。
っていうかそのExcerptをMake側のどの要素に割り当てたらいいのかも分かりません。
追加しようとしているデータベースアイテムのタイトル・URL・作成日付(・その他のプロパティ)は分かりやすく示してくれるんですけど、その中身のコンテンツ要素を示してくれないのです。
きっとNotionのAPIリアファレンスを読み込めば解決しそうな気もします。(読んでないんかい・・・)
今はちょっとヤル気がないので追々研究してみたいと思います。
■Zapierは出来・・・たっぽい
ZapierでもMake同様にNotionデータベースアイテムの追加が可能です。
しかもMakeと異なりExcerptの割り当て先も明確です。
私の今の知識の限りでは、一番まともな結果が得られました。
■監視インターバルについて
Pocketにコンテンツが追加されたことを監視するインターバル時間は以下のとおりです。
- IFTTT : 5分(実はProアカウントをサブスクっちゃってるのです)
- Make : 60分(1000回/月の発動回数制限を超えないためにはこの間隔)
- Zapier : 15分(100回/月の発動回数制限あり。ただし有効データを検出した場合のみカウント)
PocketからIFTTTなどにプッシュしてくれれば時間なんて気にしなくていいんですが、今のところIFTTT側からPocketにお伺いを立てるフェッチ方式のようです。
Webhookを使えばプッシュっぽいことを実現できますが、そもそもの起点のPocketがプッシュしない以上、どこかに必ず監視インターバルが必要になるはず・・・ですよね?
「あとで読む」をしたいわけですから5分でも60分でも良さそうです。今回は気にしなくてよいかな。
■次回に続く
さて、次回はMakeとZaiperで具体的に何をどう設定したのかをスクショ満載で書いていこうと思います。
たぶん。
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