音楽ファイルをNASに保存しています。
その理由は大きく2つあります。
1つ目、自宅LAN内の各PCで共有したい。
2つ目、どうも俺のHDDの使い方は荒っぽいらしくちょくちょく壊す。なのでメインPCに保存したくない。
ですので、これら音楽ファイルをさらにオンラインストレージと同期させて、「絶対失わない」工夫を施そうと思い立ちました。
オンラインストレージはSugarSyncを使用しています。
SugarSyncはローカルディスクのファイル/フォルダしか同期対象に出来ません。したがって、NAS上の音楽ファイルは同期不可能です。
最近WinXPからWin7に変更したのも、実はこの問題が大きな動機付けになりました。
つまり、シンボリックリンクを使ってSugarSyncを騙してやろうと。(WinXPではシンボリックリンクを使えないのです。使えない・・・よね?)
そしてローカルドライブから、そのネットワークドライブに対してシンボリックリンクを作成し、このリンクフォルダをSugarSyncの同期対象として登録します。
YES! SugarSyncがゴリゴリとアップロードを始めました。
5GBほどの音楽ファイルのアップロードに半日掛かりましたが、これで大切な音楽ファイル達の冗長化に成功したのでした。
・・・・いや、成功したと思ったのです。
Win7の起動直後、タスクトレイに見慣れぬバルーンメッセージがポップアップされたのです。
「再接続できませんでした」
「再接続できませんでした」
「再接続できませんでした」
「同期対象から外しました」
「同期対象から外しました」
「同期対象から外しました」
そうです、昨日半日掛けたアップロード処理がすべて水の泡。嗚呼、なんてロマンチック。
幸いアップロードしたファイルが消えただけで、NASにはもちろん残存していました。
それにしても、大量アップロードで少なからずトラフィックにご迷惑をお掛けしたというのに、なんですかこのザマは。
ネット上の情報では、改めてマウントしない限り接続できない事例もありましたが、うちの環境ではしばらくするとちゃんと接続できました。
どうやらうちのケースは、ネットワークが確立される前に参照しようとしてしまった、というタイミングの問題のようです。
っていうか、万事に備えてのオンラインストレージ冗長化なら、別にネットワークドライブを使う必要はないわけですが、ここでこの問題から逃げてしまったら負けかなと思っています。
ぶっちゃけこれはもう意地です。やってやる!俺、やってやんよ!
またいくつかの対処方法も見つけました。さすがGoogle先生です。
- NASにWiFiで接続している場合は、有線に変えてみる(←うちはまさにこれ)
- 資格情報マネージャに明示的にネットワークドライブへの接続情報を登録する。
- グループポリシーで「コンピュータの起動またはログオンで常にネットワークを待つ」を有効にする。
- マウントバッチをスタートアップで実行する。マウント先を参照するアプリをスタートアップさせたい時は、このバッチに含めてしまう。
残念ながら1.〜3.では解消に至りませんでした。3,で解消できないのは納得出来ませんが、ポリシー周りは明るくないので、何か見落としている可能性もあります。
4.はほぼ確実に成功するでしょうが、MS-DOSコマンドを失念してしまって未着手です。[ net use ]でいいんだっけ?
というわけで、長くなりましたので次回は4.を試した結果を報告いたします。
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