Dropboxをはじめ既存のオンラインストレージは「同期」が基本です。つまり、ローカルデータの「コピー」がオンライン上にバックアップされています。
今回ご紹介するオンラインストレージ「Bitcasa」はアプローチが少し異なります。
データはオンライン上にのみ存在し、ローカルディスクはそのキャッシュとして扱われます。
インターネット経由で接続した外付けHDDの双方向ストリーミングみたいなイメージでしょうか。
まあ書いてる本人はあまり意味が分かっていませんがw、同期とかコピーとかそういった意識がまるで不要となるようです。
そして驚くなかれ、多くのオンラインストレージサービスに容量制限がある中、Bitcasaは無制限だそうです。
すげー!どんなデータセンター持ってんの?という疑問が湧きますが、以下のような理屈らしいっす。
ユーザ間に重複データが存在する場合(例:音楽や動画等)、それらを1ファイルとして管理し、さらに独自の圧縮技術も踏まえ、運用効率を上げるというものです。
同社によれば、実際の個人固有のデータは25GB程度で、それ以外は重複するそうです。
Technolog.jp - Bitcasa - 脅威のオンラインストレージとなるか?
にわかには納得し難い理屈ですが、十分にマーケティングを行った結果なんでしょう。
上記引用元ページにもあるように、レスポンスやセキュリティも気になるところです。
実用に耐えるなら、なかなか画期的なサービスになりそうですね。
なお、まだ「ベータユーザ登録を受付けている」という段階で、ベータ運用すら開始されていません。
ベータ運用中は無料で使用可能ですが、本運用開始後は$10/月くらいの有料サービスになるとのこと。
興味深いので、俺は登録しちゃいました。
ベータユーザ登録は以下から。
Infinite Storage on Your Desktop @ Bitcasa
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