2012年10月20日

【WEBサービス】GoogleReaderからEvernoteへ送る

2013/03/14追記:
エラいこっちゃ〜! 2013年07月01日をもって、Google Readerが終了します。
代替サービスへの移行、そしてもちろんIFTTTのレシピも考え直さないとね!

 


こんにちは。

前回のエントリで挙げたlifehackerさんが紹介する方法によって

GoogleReaderでStaredしたら、Mobilizeしたうえで
Evernoteの指定NoteBookに指定TagでSaveする

が実現出来ました。
lifehackerさんの紹介は少々粗かったので、詳細方法を備忘録としてメモ。

 

そもそも背景

私の主たる情報収集源はRSSフィードで、リーダーはGoogleReaderを使っています。
それなりの購読量があるので、記事の取捨選択が必要になってきます。
私の場合、

  • 1次振り分け:
    GoogleReaderからPocketへとりあえず気になった記事をポスト

  • 2次振り分け:
    PocketからEvernoteへ恒久保存すべきと判断した記事をポスト

というフローで整理していました。
でもEvernoteのノートブックやタグを上手く使い分ければ、Pocketは不要かなと考えて、ftttを使ったお手軽フローを検討していました。

 

ステップ1: GoogleReaderで全文配信フィードを取得する

RSSフィードの設定しだいでは、部分配信しかしていない場合があります。
そのまま転送しても、Evernoteには記事の一部分しか転送されないので、まずGoogleReaderで全文配信を取得できるようにします。

lifehackerさんでも紹介されていた「まるごとRSS」というWEBサービスは、RSSフィードを全文配信フィードに変換してくれる便利なサービスです。
ただし、現在では「fullrss.net」というサービス名に変更され、URLも変わっています。

fullrss.net

さて、GoogleReaderに既にたくさんのフィードを登録している場合、fullrss.netで1つ1つ全文配信フィード化して登録し直すのはものすごい手間になります。
そこで、GoogleReaderから登録フィードをファイルにエキスポートし、テキストエディタで一括で全文配信フィード化する方法をご紹介。

まずはGoogleReaderの設定から、OPML形式で登録フィードデータをエキスポート(ダウンロード)します。

 

次に、ダウンロードしたOPMLファイルの内容をテキストエディタで編集すます。
念のため、OPMLファイルのバックアップをとっておくと安心です。
編集内容は、フィードURLを、fullrss.netを経由する書式に置換するだけです。

一括置換で問題ありません。

 

GoogleReaderから、登録済みのフィードをいったん全部削除し、編集したOPMLファイルをインポートすれば完了です。

 

STEP2: IFTTTの準備

「IFTTT」は各ベンダから提供されるWEBサービスを組み合わせ、オリジナルのサービスを独自に定義し、参加者と共有できるサービスです。

IFTTT.com

これもlifehackerさんで注意喚起されていますが、、IFTTTを使ってGoogleReaderからEvernoteへ直接転送すことも可能なのですが、残念ながら直接転送ではレイアウトが大いに崩れてしまいます。
そこで、GoogleReaderから”Evernoteポスト用メールアドレスにメール送信する”という方法をとります。

RSSフィードの送信という形になるので、RSS元のオリジナルページには存在する余計な広告が省かれて送信されるので、とても見やすいですし、Evernoteの月間転送量制限にも影響を少なくできます。

lifehackerさんでは割愛されていましたが、IFTTTにおいてメール送信を行う場合は、少々事前準備が必要になります。

各ユーザにEvernoteポスト用メールアドレスが割り当てられていますが、IFTTTがいわば自動でメール送信しますので、このアドレス宛てに送ってもいいよ!という許可をIFTTTに与えてあげる必要があります。

まずEvernoteのアカウント情報から、ポスト用メールアドレスを確認しましょう。

 

次にIFTTTに対し、上記メールアドレスの使用許可を与えます。

 

メールアドレスを入力し「Send PIN」をクリックすると、そのメールアドレス宛にPIN(確認コード)が送信されます。

 

今回はEvernoteポスト用メールアドレスですので、EvernoteのデフォルトノートブックにPINが記述されたノートが作成されているはずです。
このPINをIFTTTに設定して、使用許可を与えます。

 

IFTTTの準備としては、GoogleReaderへのアクセスももちろん許可する必要があるため、Googleアカウントを指定する作業も必要になります。

 

STEP3: IFTTTで独自フローを定義

準備がすっかり整ったので、あとはフローを定義していくだけです。
フロー構築の分かりやすさはIFTTTの売りの1つでもありますので、ここでは詳細な手順は省略します。 概要としては、

  • トリガとして、「GoogleReaderで記事にスターを付ける」を選択

  • トリガに対するアクションとして、「メール送信」を選択

と指定していきます。

 

おまけ: Evernoteへメールポストするときのオプション

Evernoteにポスト用メールアドレスを使ってコンテンツを登録する際、登録先のノートブックやタグを指定できます。 いずれもメールの件名に指定します。

ノートブックの指定 @<ノートブック名>
タグの指定 #<タグ名>

例: 「ThisIsTitle @Readitlater #GoogleReader]
Readitlaterノートブックに、
ThisIsTitleというノートを、
GoogleReaderというタグを付けて登録

 

後記

しばらく運用してみたんですけどね、Pocketのような「あとで読む」に特化したサービスは、やっぱりその目的のためにいろいろと考慮されているわけで。
それをEvernoteのノートブックとタグだけで再現するのは難しいですね。
(ノート単位でチェックボックスが付けられると、もうちょいマシなんだけど。)

私が欲しいのは、GR→EN直行ではなく、PK→GRの簡略化だってことにようやく気づきましたよ。
残念ながらIFTTTでは、Pocketで検知できるトリガが「既読にしたら」だけで、2次振り分けの用途には使えません。
IFTTTさんよ、Pocketのトリガに「スターを付けたら」を追加しておくれ(´・ω・`)

ReadabilityやInstapaperを使えば出来るのかな・・・アカウント持ってないんで今度試してみます。

 

 

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posted by Huwy at 08:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | WEBサービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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