こんにちは。
先日のエントリで、例えばiPhoneのChrome for iOSで参照中のWEBページを、FeedlyのSaveForLaterに保存する方法が無い!とボヤきました。
このブログで何度か話題に挙げている「IFTTT」を使うことで、強引ながらこの問題に対処出来たのでご紹介します。
その@: さらに別のサービスを無駄に使う
たとえば、「Pocket」はメジャーな「あとで読む」サービスで、アイテムを追加するための方法が豊富に用意されています。
- ポスト用メールアドレスの発行
- ブックマークレット
- ブラウザ拡張機能
IFTTTを利用してPocketとFeedlyをマッシュアップすれば、「Feedly外部からアイテムを追加」を実現可能になります。
Feedlyに足りない機能をIFTTTを接着剤としてPocketで補う感じですね。
Pocketでなくても、ポスト用メールアドレスやブックマークレットが公開されていて、かつIFTTTでサポートされているサービスであれば何でも良いと思います。
難点としては、Pocketは素晴らしい「あとで読む」サービスであるのに、Feedlyに転送するためだけに無駄に経由することです。
そのA: Gmailのエイリアスアドレスを使う
たとえば、「sample@gmail.com」というGmailアドレスは「sample+feedly@gmail.com」というアドレスに送信したメールも受信できます。
このエイリアスアドレス宛てに届いたメールに、フィルタでラベルを付けてあげます。
この時、当該メールを「既読」にも「アーカイブ」にしてもいけません(IFTTTが拾ってくれない)。
IFTTTでは、「Gmailの受信ボックスのメールに特定のラベルを付ける」をトリガとして、Feedlyに転送するレシピを作成すれば、sample+feedly@gmail.com宛てに送信した記事がFeedlyに保存されます。
私は今回、常用Gmailアカウントに対するエイリアスアドレスを使ってみましたが、受信ボックスの手動整理が必要になってしまうので、IFTTTトリガ専用Gmailアカウントを作ってしまったほうが良いと思います。
エイリアスアドレスとフィルタを駆使することで、1つのIFTTTトリガ専用Gmailアカウントで何パターンものレシピが作成できることになります。
そのB: IFTTTだけで完結させる
IFTTTでは1つの任意メールアドレスを「メールチャネル」に登録出来ます。
この登録したメールアドレスから「torigger@ifttt.com」宛てにメール送信すると、それをトリガとして使えます。
あとは先述のレシピ同様、Feedlyに転送してあげればOK。
こちらの難点は、1つしかない「メールチャネル」をFeedly転送用に消費してしまうことです。 実際、私の場合はメールチャネルを別用途で使っているためこの方法は諦めざるを得ませんでした。
上述のその@・そのAのような代替案があるならば、そちらを優先したほうが良いと思われます。
余談、というか愚痴
- RSSで情報収集
- 「あとで読む」で振り分け
- Evernoteに恒久保存
という私の情報収集フローは、Google ReaderベースからFeedlyベースにスイッチしつつありますが、残念ながら完全に置換できていないのが現状です。
特に上記2、3のステップはFeedlyの提供機能がイマイチなばかりに面倒くさいことになっています。
Feedlyを使い始めたことで、「あとで読む」サービスであるPocketの利用を停止していましたが、Evernoteへの保存もPocketのほうが断然カンタンですし、利用再開を検討してみようかなと考えています。
でもなあ、上記の各ステップごとに別々のサービスを使うっていうのも・・・・可能な限り少ないサービスで完結できたほうがいいし・・・どうしよう・・・。
Feedly運営さん、こっち向いて
Google Readerの移行先として大成功しているFeedlyですが、それに気を良くしてユーザのほうを向いていない気がする今日この頃。
逆に確保したユーザを二度と取り逃すまいと、ユーザを囲い込むためのサードパーティとの連携強化にばかり躍起になってる印象を受けます。
IFTTTに間口を公開するより先に、ユーザにポスト用メールアドレスを発行するとか、ブックマークレットを公開するという発想は無かったのでしょうか(それほど大変じゃないはずですが)。
なにしろIFTTTは数十分に1回しか発動しないので、リアルタイム性に欠けるのが大きなデメリットです。
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