こんにちは。
このところTVも電源入れることが少なく、ネットのエンタメコンテンツにも少し食傷気味でして、久しぶりに活字が恋しくなってきました。
さっそく小説を2、3冊購入して読んでみたのですが、う〜ん、やっぱり良いですねえ。
本を読むというあの「なんかちょっとインテリっぽい」雰囲気も、私のミーハーでカッコつけな虚栄心を十分に満足させてくれるのですが、なにより名著と謳われる作品はとにかく面白い。(※ここでは敢えてどの作品を読んだかは触れませんが。)
さてこうなると次から次へと「名著」を読みたくなっちゃうのが私のミーハーたる所以。
本当に本の虫な読書マニアな方からすれば「いまさらその作品かい」と突っ込まれそうなメジャー作家のメジャータイトルを探して大きな書店をはしごする日々。
でもね、「いまさらな作品」って書店にけっこう置いてないんですよね。 取り寄せてもらえばいいんでしょうけど、もう活字欲に火が付いちゃってるので今すぐ読みたい!
で、Kindleです。
電子書籍ならiPadでも購入できるのですが、実際iPadで(正確にはAppleのiBooksアプリで)読んでみたのですが、やっぱりバックライトが煌々と照りつける液晶画面はどんなに輝度を落としても眼の負担がハンパない(そろそろ老眼も始まろうかというお年頃ですし)。
眼に優しいというE-inkデバイスに興味が湧くのも、今の私にはとても自然なことでした。
Kindleで読むのはとても快適です。
まずiPadに較べて格段に軽い。それこそ文庫本1冊分くらい。そして眼が疲れない。電子デバイスならではの機能(辞書引きやメモやページジャンプ)が便利。 何冊購入しても物理的にかさばらない。などなど。
電子書籍についての様々な議論は私も承知しています(Amazonの横暴、「まちの本屋さん」のみならず大型店の死活問題、印刷屋も含む出版業界へのダメージ・・・)が、私としては購入して正解だったなあ。
とは言え、今のこの燃え盛る活字欲が一時的なものであることは自分でも良く分かっています。 そのためだけに1万円近いガジェットを購入するということは、バカげているようにも思えます。でもまあ、独り身のおっさんの気楽で無責任な金銭感覚、ということで自分でも半ば諦めてもおります。
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