こんにちは。
メインのオンラインストレージをGoogle Driveに変更して久しく経ちます。
その間、契約期間を残しつつDropboxは完全に未使用状態でした。
このまま契約期間満了を迎えて、ベーシックプラン(無料)にダウングレードされるのを待つばかりでしたが、せっかくボーナス容量がそれなりにあるので用途を検討していました。
さて、私はiPhoneユーザであり、iCloudフォトストリームを利用して、iPhoneで撮影した写真、スクリーンショット、ダウンロード画像をWindowsPCと同期していました。 蓄積させるのではなく、あくまで中継させる用途です。
ただね、Win版iCloudクライアントってやたらと品質悪いんですよね。
用途はフォトストリームの同期だけでしたけど、それが如何せん反応しない。
サインインし直せばすぐさま最新状態に同期される、というネット情報もありましたが残念ながらそれが上手くいくのも稀でした。
またミラーリングは単方向のようで、WinPC側のフォトストリームフォルダから画像を削除しても、iPhone/iPadでは依然残っているという状態。
WinPCで削除して、iPhone/iPadでもまた削除して、という手順を踏まないと完全削除が出来ません。
(なお、PC側から画像を新規追加する場合は、アップロード専用フォルダにコピーして、それを改めてフォトストリームフォルダにダウンロードするという・・・バカバカしいね)
先日のiOS8発表とともにiCloudも「 iCloud Drive 」としてグレードアップし、Win版クライントもバージョンアップしましたが、これらの挙動はまったく変わりませんでした。
というわけで、反応や双方向性の点ではピカイチのDropboxで代用することにしました。
- まずはWinPCからiCloudアプリを削除(もう使ってやるもんか)
- 手持ちのiPhone/iPadでフォトストリームをオフ。
- Dropboxアカウントを整理。つまり既存ファイルの全消し。
- iPhone/iPadのDropboxアプリで「カメラアップロード」を有効に。
- WinPCにDropboxクライアントをインストール、アカウント接続。
これでOKです。
問題点としては、iCloudフォトストリームが(建前では)完全無意識に同期できるのに対し、DropboxではiPhone/iPadでアプリを起動しないと同期処理が実行されません。
(位置情報を利用してバックグラウンドで自動同期させることも可能ですが、位置情報サービスはバッテリー節約のためにオフってるので・・・)。
まあ画像をWinPCと同期させたい時というのはそう頻繁にあるわけではなく、その都度1タップすればいいだけですから、大きなデメリットではありません。
この構成を見直すとすれば、私がWindowsを見限り、Mac端末を購入した時でしょう。
iCloudはMacでは上述のような残念な挙動は発生せず、キビキビ動くようです。
iTunes然り、Appleの他社プラットフォーム向けアプリケーションって品質悪くてストレス溜まるわ〜。 それも戦略のうちなのかもね。
余談:
何気にググったら、まったく同じことしてる方がいらっしゃいました。
http://tipstour.net/iphone/5280
こちらではさらに一歩進んで、IFTTTとの連携を試みられていますが残念ながら上手くいかなかったようです。 IFTTTも数分おきにしかトリガが発生しないというのは使いづらいですよね・・・それはまた別の機会にでもネチネチと愚痴りますw
余談の余談:
私もIFTTTを試してみました。
iPhone6/iOS8で撮ったスクリーンショットを、Dropboxの固定フォルダに自動アップロードするレシピです。
私の試した限りでは上手くいきましたが、以下の問題点があります。
- 上述のブログでも言及されていますが、IFTTTはトリガが数分おき(しかも一定でない)なので、今すぐアップロードしてほしい場合に不便です。
- iPhoneのIFTTTアプリをバックグランドで起動しておき、更にバックグランド更新を許可しておかないとトリガが発生しません。(メモリもバッテリも食いまくり)
これなら、1タップの手間が掛かるものの、任意のタイミングでアップロード出来るDropboxアプリの「カメラアップロード」のほうが利便性が高いですね。
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