こんにちは。
先日ついにローンチされたUI CREATOR。
ちょいと時間が作れなくて、じっくり作り込めたのは先程のことでした。
今回は、マニュアルに載ってないのに少々分かりにくかった点について書いてみます。
オリジナルリモコンの削除
HUIS本体の「カスタムリモコン」にしろ、UI CREATORで作るリモコンにしろ、まずはHUIS本体に元となるリモコンが作成済みであることが前提です。
では、カスタムリモコンあるいはUI CREATORの独自リモコンにボタンを転用したあと、元となるオリジナルリモコンをHUIS本体から削除したらどうなるでしょう?
私はオリジナルが消えてしまっては、転用先のボタンも機能しなくなると思っていましたが、どうやら発信信号も含めたボタンの複製が作られるようで、オリジナルの存在は不問のようです。
ただし、カスタムリモコンやUI CREATOEで作成した独自リモコンは、さらに他の独自リモコンに再利用できないようですので、頻繁にリモコン編集する方はオリジナルを削除しないほうが良いでしょう。
もちろん削除してしまっても、また物理リモコンを学習させれば良いだけではあります。
擬似トグル
HUISの話題を記事にするたびに書いてる気がしますが、私はHUISで独自のトグルボタンを作りたかったです。
というのも、我が家の照明リモコンは点灯と消灯が個別のボタンになっており、つまり双方違う信号を発信するようになっています。
一般的には、1つのボタン(=1つの信号)で点灯/消灯をトグルできるので、HUISにおいてもそのまま1つのボタンを学習させるだけでOKです。
我が家の照明リモコンは上述のような天邪鬼な作りなので、1つのボタンで表現することが困難でした。
幸い、UI CREATORでは1つのボタンに対し、
- タップした場合のアクション
- ホールド(長押し)した場合のアクション
を別々に指定することが出来るので、操作方法によって発信信号が異なるボタンを作ることが出来ます。
これを応用して、我が家の照明に使える擬似的なトグルボタンを作ることが出来ました。
編集自由度@
UI CREATORでボタンを追加する場合、オリジナルリモコンからボタンを選択するわけですが、初期追加位置はオリジナルリモコンと同じ座標となります。
その位置に、すでに他のボタンがあった場合、少々厄介なことになる場合があります。
『アクションを指定できるボタン(≠「Image」)は重ねてはいけない』
これはマニュアルに載ってない暗黙のルールですが、タップ領域が重なってしまったらHUIS本体が混乱してしまうので、当然の仕様です。
ただし、編集中はこれが災いします。
例えばすごく大きなオリジナルボタンを選択した場合、座標変更・サイズ変更のいずれでも他のボタンと重なってしまうと、変更が破棄されてしまいます。
つまり、まともに配置できないので削除するしかありません。
ページを増やして一時的に退避させ、十分なサイズ変更の後に然るべき位置に配置し直す、ということも試してみましたが、なんとページを跨いでボタンを移動させることが出来ません。
事前に十分に計画して、サイズ変更せざるを得ない大きなボタンから優先的に配置していかないといけないということになります。
編集自由度A
グリッド縛りがねえ・・・。
これまた最終的にHUIS本体に同期させる以上、仕方ない仕様なのかもしれません。
でもせめて、グリッド線の半分まで位置変更・サイズ変更を許容して欲しいと思います。
もう少し小さくしたいけど、余計な1マス分の縮小のせいで、アイコン画像も予想以上に縮小されてしまい不格好・・・ということがありました。
回避策としては可能な限り余白の少ない画像を用意しましょ、ということくらいですかね。
(タップ領域は「画像サイズ」ではなく「ボタンサイズ」で決まります。)
まとめ
ローンチされたばかりですし、上記で挙げた不満点は、今後のアップデートで改善されていくかもしれません。
しかし、タッチデバイスであるがゆえの制約でもありますし、期待は持てないかな。
せめてページを跨いだボタンの移動は解禁してほしいです。
おまけ。UI CREATORで作ってみた私の独自リモコンです。
HUISで使えそうなアイコンのフリー素材は、まあググればいくらでも見つかりますが、
私が使用させていただいたのは、以下の2サイトです。
ICONFINDER
https://www.iconfinder.com/
ICOOON MONO
http://icooon-mono.com/
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