こんにちは。
このブログは Windows Live Writer というブログエディタで書いてきましたが、Microsoftがサポートを打ち切ったため、そのオープンソースプロダクトである Open Live Writer に変更しました。
Open Live Writer はすでに2年くらい前に登場していて、当時から Windows Live Writer の終焉も予告されていたのですが、後述するように置き換えるメリットはそれほど大きくないため食指が動きませんでした。
今回置き換えに踏み切ったのは単なる気まぐれです。
なにが違うの
UIデザインも機能もほぼ同一でまったく違和感がありません。
ですが、以下の相違があります。
- 日本語化されていない
- 従来のプラグインが使えない
日本語化されていない点については、UIも機能もほとんど同一なのですからこれまでWLWを使い倒してきた人には何の問題も無いでしょう。
余談ですが、OLWの現在の最新バージョンは Build 0.6.2.0 です。
2年以上経ってるのにメジャーバージョンが 1 に上がらないのはどうしたもんですかね。
まあオープンソースということで、有志の皆さんに急ぐ理由もないのですけどね。
プラグインの互換性が無いのは重大な問題ですが、少なくとも私は代替プラグイン(っていうか、WLW用プラグインをOLW用に移植したもの)がすぐに見つかったので困ることはありませんでした。
その他のプラグインをゴリゴリ使っていた方には頭が痛いことでしょう。
本体のメジャーバージョン同様、OLW向けプラグインも有志の皆さんの関心が薄いもよう。
WLW組み込みのプログイン・・・と言っていいのかな? Microsoftの製品でしたのでWindows Live のフォトアルバムに直結する機能があったのですが、OLWでは省かれています。
っていうか、WLWに限らず Windows Live Essentials そのものがサポートを終了したので、フォトアルバム自体も消滅したものと思われます。
なお、「Windows Live フォトアルバム」は消滅しましたが、Microsoftが提供する写真管理サービスは別にあります。 とにかくオープンソース化に伴い、Microsoftと縁が切れたわけですから、そりゃMicrosoftサービスに直結する機能は組み込めないよね。
ちなみにこのブログに貼り付けている画像はGoogleのストレージ上に保存してあり、WLWではプラグインを使って直結できていました。
しかし実はこのプラグインは「Googlフォト」が「Picasa」というサービス名だった頃に作られたもののようで、Googleフォトに変わってからは使えなくなってしまっていたのでした。
幸いこのプログのホスト先である Seesaa が画像保存領域を大幅に拡張してくれたので、今後はこちらを使っていくつもりです。
プログホスト先のストレージに直結して画像をアップロードする機能は、OLWの標準機能なのでプログイン不要です。
画像貼り付けテスト
OLW周辺の開発スピートが遅い理由を考えてみた(ほぼ勝手な邪推)
Macはプログエディタも豊富ですが、WindowsではほぼOLW一択。
世の中のブロガーが全員Macユーザなわけはないので、需要はあるはずなんですけどね。
一方で、個人レベルで言えば従来のブログのポジションにはFacebookやTwitterといったSNSが取って代わってきた感があります。
またAtomなどの高機能プログラミングエディタをブログエディタとして使う人も増えてきて、Windows環境におけるOLW一強の牙城が崩れ去らんとしています。
そうした状況が、有志の皆さんのOLW開発への関心の低さに繋がっているのかもしれません。
OLWオープンソースプロジェクトは、相変わらずMicrosoftの息の掛かった団体が管理していますし、そんな点も敬遠されがちな理由かもしれませんね。
ではでは、今後もご贔屓に。
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