2020年09月03日

【iPhone/iPadアプリ】カメラロールの写真の保存方法を変えてみた

こんにちは。

iPhoneのカメラロールに保存された写真・画像の管理に困っている方の話を良く聞きます。
標準ではそのままiCloudに同期されるので、iCloudストレージ容量が不足して保存できないとか。
そんな話を聞くたびに私はGoogleフォトをおすすめしてきました。
何より無料で容量無制限というのが魅力です。
その恩恵を受けるためには若干の画質低下を受け入れなければなりませんが、プロの写真家でも無い限り気にならない程度です。


■ファイル名を変更したい

さて、iPhone→Googleフォトという写真・画像保存フローを人様にすすめておきながら実は私自身は若干の不満がありました。
それは写真・画像のファイル名です。
iPhoneで撮影した写真のファイル名には単純な連番が振られるのみで、そこからパッと撮影日時を判断することができません。
Googleフォトをはじめ現在のさまざまな写真ビューワはEXIFデータから撮影日時を取得してくれるので、あまり気にすることでもないんですが、EXIFデータを持たない画像ファイルも一元管理したいという都合上、ファイル名に日時があってくれたほうが個人的には嬉しいのです。
この問題を解決するため、私はiPhoneの「ショートカット」アプリを利用していました。



詳細は割愛しますが、
  1. 写真・画像のファイル名を取得日時フォーマットにリネーム
  2. いったんDropBoxにアップロード
  3. iPhone上から当該写真・画像を一括削除
というレシピを使っていました。
その後PC上でDropBox同期フォルダからGoogleフォトに手動で移動というとい作業を行っていました。
欠点としてはこの最後の手動移動というひと手間が余計に掛かってしまうことです。
とはいえ私はフォルダやアルバム単位で写真・画像を整理したいので、目視しながらの手動作業はどのみち必要です。
(iPhoneのカメラロールの写真・画像を直接リネームしたかったんですけどiOSの制限上それは無理ということが分かりました。
これが実現できていれば、リネームされた写真・画像を直接Googleフォトに同期できるんですが・・・)


■DropBoxのリンクデバイス数制限イヤだな・・・

上述のDropBoxをいったん経由するというフローを手持ちのiOSデバイス(計3台)で使っていたのですが、いつの日からかDropBoxがリンクデバイスの数を3台までに制限してきました。(有償アカウントは無制限です)
私のこのフローではPCも必要になりますのでDropBoxにリンクすべきデバイスは4台・・・どれか1デバイスを諦めなくてはなりません。
幸いiOSデバイス間はiCloudでも同期するので、DropBoxにリンクしたiOSデバイス1台に集約してからリネームアップロードするという方法も取れなくはないわけですが、常にそのiOSデバイスを携帯しているとも限らないのでこの制限は無くせるなら無くしたいと思っていました。


■Amazon Photosの存在忘れてた

私はAmazonのプライム会員になっています。
その主たる目的はやはり買い物であり、他のAmzaonの豊富なサービスはあまり意識してきませんでした。
(システム屋の端くれとしてAWSを意識してないのは由々しき事態ではありますが・・・)
ある日ふと、Amzaonってショッピングだけじゃなかったよなぁと物色してストレージサービスもやってるやん!と歓喜。
さらにはGoogleフォトと同じく容量無制限の写真・画像ストレージも!!
さらにさらに、Amazon Photosアプリを使ってみれば日時リネームしたうえでアップロードしてくれて、デバイス数制限もなし!!
もうやりたかったことのすべてがAmazon Photosアプリ1つで出来てしまうことが分かりました。もっと早く気付きたかった・・・。


■大団円・・・?

こうして全てが丸く収まったかのように思えますが、よくよく考えてみるとAmazon Photosの容量無制限はプライム会員となっていることが前提です。
その年会費4900円が果たして妥当なのかどうか・・・DropBoxの有償アカウントよりは安いけど。
そんなモヤモヤを払拭すべく、Amazonサービスをもっと有効活用せねば。


■2020/10/29追記:

Amazon PhotosはAmazon Driveのサブセットという位置づけで、WinPCとはAmazon BuckupというPCアプリを常駐させることで同期します。
このAmazon Buckupの運用をしばらく続けていると、やたらとCPUファンの回転数が上がることがあります。
それは同期処理がスタックしてしまっていることで発生するようす。
さらに経験則からいうと、PC→クラウドという方向で同期処理中の場合のみ度々発生するようです。
以下は、この問題が発生した場合に私が実施した解消手順です。
  1. Amazon Buckupの同期処理を一時停止する(CPUファンの回転が一気に落ち着きます)。
  2. Amazon Buckupで原因となっているファイル・フォルダを特定する。
  3. Amazon Buckupを終了する。
  4. 原因となっているファイル・フォルダをデスクトップなどの別の場所に移動させる。
  5. Amazon Buckupを再起動する(スタックが解消され「完了」ステータスになります)。
上述のようにこの問題が発生するのはPC→クラウドの同期方向のみらしいので、ブラウザを使ってクラウド上に原因となっているファイル・フォルダを直接アップロードします。つまり非常に回りくどいですが、
 PC
  ↓(ブラウザによる手動アップロード)
 クラウド
  ↓(Amazon Buckupによるクラウド→PC方向の同期)
 PC
ということをやってみます。
するとスタックすることなく無事に同期が正常終了しました。
本件はPC→クラウド方向の同期処理で毎回発生するわけではありません。
もしかしたら、上述の手順の6番目としてファイル・フォルダを同期フォルダに書き戻せば正常終了するかもしれません。
同じ現象に悩まされている方の参考になれば幸いです。







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posted by Huwy at 15:36 | Comment(0) | iPhone/iPadアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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