こんにちは。
ワンルームの一人暮らしなのにスマートホーム・・・いろいろな設定や調整をいじるのが楽しくてわりとガッツリ構築しています。
いろいろなガジェットを組み合わせて構築しているのですが、その要となるのがシングルボードコンピュータであるRaspberry Piです。
スマートホームがらみのアクションのすべてを経由させているので、こいつが動かないと私ん家では何もできません(やや大袈裟に言ってますが)。
そんなRaspberry Piが唐突に落ちる現象が度々発生するようになってしまいました。
■原因調査
複数回リブートするうちにちゃんと起動するのですがその成功率も徐々に下がり始め、こりゃ本格的に対処しないとダメだなと原因調査に乗り出しました。
幸いRaspberry Piはネット上に豊富に情報があるので、原因についていくつか思い当たる節が挙げられます。
- 電源まわりの故障
- SDカードの破損
電源まわりとなるともう私にはRaspberry Pi買い直しするしか取る手立てがないので、以前クローンしておいた予備のSDカードに差し替えてみます。
すると安定してブートできるようになりました。
Raspberry Piで動かしていたのはNode-REDとWi-Fi接続監視デーモンくらいですが、Node-REDでは家電電源投入状態が変化するたびにフラグを更新させていたので、リード/ライトはそこそこの回数にのぼったはずです。これが原因なのかな〜・・・。
「壊れやすいしその日は唐突にやってくる」というのがSDカード破損に対するRaspberry Piクラスタの総意のようですので、今回の件はわりとすんなりと受け入れることが出来ました。
もうそういうもんだと割り切るしかありませんし、だからこそクローンを作っておいたわけですし(過去の私、偉いぞ!)
■堅牢性・可用性を上げなければ
Raspberry Pi(の Zero W)を購入してスマートホーム構築に乗り出したのは2019年03月です。
不調になりはじめたのは2020年06月くらいですから、SDカードの寿命が1年3ヶ月だったということに。
もちろんRaspberry Pi本体が破損したわけではないのですが、スマートホームという生活に密接したガジェットの重要部品の寿命期間がこれだとちょっといただけません。
不調になりはじめたのは2020年06月くらいですから、SDカードの寿命が1年3ヶ月だったということに。
もちろんRaspberry Pi本体が破損したわけではないのですが、スマートホームという生活に密接したガジェットの重要部品の寿命期間がこれだとちょっといただけません。
ただし使っていたSDカードは安さを優先したバルク品でしたので、差し替えたブランド品の品質に期待したいところです。
つい最近、Raspberry Pi 4をSSDブートするというブログ記事を拝見しました。
ブートにSSD使えたらそりゃ速さも安心感も全然違うだろうなと羨ましくなりました。
とはいえ私のRaspberry Pi用途は上述のとおり非常に限られており、Zeroを選択したのもコストを出来るだけ掛けたくなかったからです。
SSDブート・・・Zeroでも使えないものか・・・。
SSDブート・・・Zeroでも使えないものか・・・。
年イチでSDカードを交換するコストと、Raspberry Pi 4にリプレイスするコスト。これを見極めて判断していきたいですね。
2021/06/30追記:
ラズパイ4を購入してSSDブートさせ、ラズパイ0からのリプレイスを行いました。
ラズパイ4を購入してSSDブートさせ、ラズパイ0からのリプレイスを行いました。
ブート早すぎワロタ。
2022/06/10追記:
すっごい今さらですが以下のような記事を見つけました。
私の拙い英語力でざっくり読んだ限りで解釈して要約すると
- ZeroでUSBブート出来なくはないけど他端末が必要になるよ。
- ブート処理だけSDカードでやってOSは外付けストレージに置いとくって方法もあるよ。
ということらしいです。後者の方法には興味ありますね。
私はラズパイの常時稼働を前提としているので、ブート処理のみで使うならSDカードに負担はほとんど掛からないでしょう。
もちろん強制電源断などの無茶なことはできませんけど。
もちろん強制電源断などの無茶なことはできませんけど。
あとは非力なZeroで外付けストレージに電力供給出来んの?とか疑問が残ります。
外付けストレージには別途電源が必要とかなると、私的にはちょっと魅力半減だなあ・・・。
4Bリプレイスして1年も経過した今となっては実用面においてもはや不要なネタではありますが、かなり興味引かれるのでちょっと掘り下げてみようかなと思ってます。
2022/07/25追記:
ブート処理だけSDカードでやってOSは外付けストレージ
をやってみました。
いろいろ失敗を重ね試行錯誤しましたが、なんとか上手くいったようです。
今回は安物USBフラッシュメモリを使いましたが、実用性はちょっと疑問ですね。
動作が遅いです。SSDだったりもうちょっと高品質なフラッシュメモリを使えば改善するかもしれません。
この作業の目的は壊れやすいSDカードへの依存度を下げることですから、動作速度は気にしちゃいけないのかもしれません。
手順についてはまたNotionページとして公開しようと現在作成中です。
↓
書きました。
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