2008年02月12日

【Windowsアプリケーション】頭の中のごちゃごちゃから概念やアイデアを結実させる - Frieve Editor

Frieve Editor
20080207-Infor01.JPG
(こういった概念図が簡単に作れる)

頭の中に雑然とある細々とした事柄を、一つのアイデアとして結実させることを支援するツールをアイデアプロセッサという。先日「非Googleなオンラインスケジュール・タスク管理」のエントリで挙げたMindomo のようなマインドマッピングツールに非常に近く、両者はしばしば混同される。
アウトラインプロセッサは「アイデアプロセッサ」ともいわれるが、より狭義のアイデアプロセッサは、思いついた事柄をメモ書きしていきそれをグラフィカルに構造化していくためのソフトウェアで、アウトラインのツリー表示だけでなくチャート図作成機能なども備える。アウトラインプロセッサが「アウトライン構造を備えた文章を記述するためソフトウェア」とすればアイデアプロセッサは「文章を記述する前に、発想をまとめておくためのソフトウェア」といえる。実際には「アイデアプロセッサ」を名乗りながらもアウトラインプロセッサであったり、両方の要素を備えたソフトウェアも存在する。
c.f. アウトラインプロセッサ - Wikipedia
表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを図の中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを繋げていくことで、発想を延ばしていく図解表現技法。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされ、注目され始めている。 人間の脳の意味ネットワークと呼ばれる意味記憶の構造によく適合しているので、理解や記憶がしやすい。
c.f. マインドマッピング - Wikipedia
Frieve Editorもアウトラインプロセッサ、アイデアプロセッサ、マインドマッピングと設定次第で様々な応用が利くアプリケーションだ(そもそもこのテのツールはそういう性格をしているものなのかも知れない)。
同種のアプリケーションは数多く出回っているが、Frieve Editorを他者と差別化している特徴は何といってもインターフェイスの斬新さではないだろうか。
グラフィカルであることは、このカテゴリのアプリケーションでは一般的な要素だが、Frieve Editorはグリグリ動くアニメーションが流動性に富み、固定概念からの脱却を強力にサポートする。フワフワと動く各ノードを見ているだけでも楽しい。
背景もゆったりとアニメーションさせることができたり、とにかく「リラックスした気分で新しいアイデアを導き出す」ことをとても強く意識しているようだ。残念ながらFlashや動画を作成するスキルがないので、このアプリの命である動的なインターフェイスをお見せできないのだが、是非インストールして体感してほしい。フリーウェアなので導入も気楽だ。

手放しで褒めちぎっているが、まだ改善の余地は多々あるようでサポートBBSにはユーザから多数の要望が寄せられている。
このカテゴリのアプリの性質上、発想の妨げになるような複雑なオペレーションは忌避される。しかし裏腹に、十人十色の様々なユーザ要求に応えなければならず、設定オプションが非常に細かい。実際に発想を投影していく作業をスムーズに進めるためには、多くの設定が必要である。このジレンマについては作者も十二分に認識しているようで、各ユーザに誠実に回答している。
最初は何をしていいのか分からないかも知れない。まずはデフォルト設定のままいくつか実際に作図してみるといい。ここをこうしたいという要求から機能や設定を見つけていくうちに、このアプリを使う場合、自分にはどのようなテンプレートが必要か見えてくるので、マスターファイルを作成してコピーして使い回すと設定の手間が軽減するだろう。
ヘルプファイルもこのアプリケーション自身で作成されていて、作成イメージの良いサンプルとなっている。

サポートBBSでの態度を見る限り、非常に誠実で聡明な作者なので、様々な要望に今後どのように応えていくのか大いに期待したい。
posted by Huwy at 02:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | Windowsアプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]
2013/11/12現在、スパムコメント対策のため「コピー」という単語をブロックしています。

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック