2008年02月28日

【日記】閏年にまつわるエトセトラ

今日は2月28日、もう2月も終わりだーまだ正月気分が抜けねー、なんて思ってたら今年は閏年。 明日まで2月なのね。 
で、この「閏」って何?って思ったので検索してみました。
漢字「閏」は、王が門の中に居ることを表す字で、中国では、暦からはみ出した閏日(閏月)には、王が門の中にとじこもり、政務を執らないことに由来する。
c.f. 閏年(うるうどし) - 語源由来辞典
う〜ん? つまり漢字成立前にすでに「暦からはみ出した日(月)」を設けて地球の公転周期と調整してたってことかな? 当時はそれを何と呼んでいたんだろう? それとも別の目的で設けた特別な「王様休暇デー」だったのだろうか? ようわからんな。
ちなみにExciteの大辞林で調べたらこんな熟語もあるようです。
じゅんけい 【閏刑】<
有位者あるいは僧侶・婦女・老幼・廃疾の人に、本刑に代えて科せられる寛大な刑罰。

じゅんとう 【閏統】<
正統でない天皇の系統

c.f. 閏 国語辞典 - エキサイト 辞書
上述の語源由来辞典ページに書いてあったけど、「不正規の」って意味があるんだそうな。 ふ〜ん、そんな俺は閏ブロガー。 ・・・自虐的でいいな。 「閏ブログ」に改称しようかな。 更新も4年に1回。

地球の公転周期が365日キッカリではなく、365日と5時間48分45秒であるので、積もり積もった誤差を帳消しにするため、366日の年を設ける。 で、これはお馴染みの太陽暦でのお話。 太陰暦では1年が354日なので、適当な周期で閏月を設けて、ある月を二度繰り返し1年を13ヶ月にするんだそうな。 太陰暦はお月様の満ち欠けを基にしているので、現在では潮の干満に左右される漁業などで利用されているとのこと。 閏月は漁獲高2倍だぜ!ってことになるんすか?(冗談です。潮の干満の「計算にのみ」使われているそうです)

意外とややこしいのが(太陽暦の)閏年算出方法。 
  • 400で割り切れる年
  • 上記以外で、100で割り切れず4で割り切れる年
ifステートメントで書くとこうですか?
if( mod(x,400)=0 || mod(x,100)!=0 && mod(x,4)=0 )
ちなみに英語では a leap year 。 調べたらJavaでもPerlでもPHPでも標準関数があったっす。 するってぇと、2096年は閏年だけど2100年は閏年じゃない。つまり次の2104年までの8年間は、
  • オリンピックは開催されずこの時期に最盛期を迎えるアスリートは気の毒
  • 選挙がなくて当代アメリカ大統領はラッキー
長生きして見届けたいところですが、まあ冗談もほどほどにします。

現在の協定世界時は原子時計に基づいているそうですが、地球の自転が実は一定速度でないためここでもズレが生じてくるらしい。 このズレを吸収するのが閏秒。 原子時計なんて新しいもののために出てきたモンなので、閏年や閏月とは性格が異なるそうです。

明日生まれる新生児の誕生日はあくまで2月29日です。 これは年齢に関わる法律で、誕生日の前日24時に1歳加齢するというのがあるそうで、それに拠る限り、2月28日という日が毎年あるんで問題なしと。

さて、今日と明日、同じようなエントリがあちこちのブログに書き込まれることでしょうが、よりによってここに来ちゃったあなた、閏ブログへようこそ。 そしてご愁傷様。


■おまけ■


4年に1度しか醸造しない幻の泡盛だそうです。
お求めは石川酒造場さんへ。

posted by Huwy at 12:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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