2011年02月27日

【WEBサービス】GoogleApps登録記録A

こんにちは。前回はGoogleAppsの登録とGmailの移行作業について書きました。
今回は、GoogleAppsのその他のサービスの移行作業について書きます。

今回移行させたのは、連絡先、ドキュメント、写真です。

連絡先
ファイルを経由したエクスポート/インポートが可能です。これはもうとても簡単。

ドキュメント
GoogleDocは共有ができオーナー権限の委譲も出来ますが、残念ながら権限の委譲はドメインを跨いで行うことはできません。
こちらは1つ1つダウンロードし、移行先に改めてアップロードするといういささか面倒くさい手順で移行させました。
ダウンロードはZipファイルにまとめて一度に出来るのですが、アップロードは一つ一つ行いました。

写真
Pizassaウェブアルバムはオーナ権限の委譲など最初から不可能なので、やはりアップ/ダウンロードかなと思っていましたが、Picassaのローカルアプリケーションを使う方法で簡単に移行できました。
Picassaを起動して、まずは移行元のアカウントにログインし、アルバムをインポートします。
次に移行先のアカウントに接続を替え、アルバムを同期させればOK。
やってることは、他のサービスの移行と同様にパソコンを経由したファイルのやり取りですが、専用アプリケーションがあるおかげで作業はとても楽でした。

今回カレンダーは取り上げませんでしたが、エクスポート/インポートの機能があるので比較的容易に移行できるはずです。

あとついでに書いてしまいますが、iPhoneとのメール/連絡先/カレンダー同期は、通常のアカウント登録で可能です。
「Gmail」じゃなくて「Microsoft Exchange」のほうね。プッシュしてくれるから。
そしてこのブログのドメイン移行。 DNS登録して管理画面で設定するだけ。


さてさて、こうして独自ドメインをメインにしたネットライフをスタートさせたものの、正直言って後悔してます。
一番大きいのは前回記事で挙げた、「外部メールの受信」。
旧Gmailアカウントでは移行直前までリアルタイム受信の機能が生きてましたが、移行作業の過程で設定を削除してしまいました。
受信遅延の問題を知ったのはその後であり、再設定してみたもののもうリアルタイム受信は出来ませんでした。
機能廃止前に設定したアカウントでは今でも機能が生き続けていたのでしょう。それを自ら手放してしまった・・・俺のあほーorz
訂正追記:
機能廃止前に設定したアカウントでは今でも機能が生き続けていました。設定を削除した後でも。
ただし、新規に設定したアカウントではこの機能は無効なようです。


それからGoogleストレージの容量増加は、GoogleApps無料エディションでは許可されていません。
一般の「@gmail.com」アカウントなら出来るのにね。

個人がミニマムに使うという前提なら、GoogleApps無料エディションのメリットってほとんど無いなって思いました。



タグ:GoogleApps
posted by Huwy at 08:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | WEBサービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月26日

【WEBサービス】GoogleApps登録記録@(と、Gmailへのぼやき)

こんにちは。
前回の予告どおり、GoogleAppsの登録経緯を記事にしたいと思います。
登録経緯と言っても、こちらの「mage8.com」さんの内容を丸パクリしただけなのですが。
このサイトでは、独自ドメインを取得して何が出来るのか、またそのメリットなどを具体的に丁寧に解説してくださっています。

というわけで俺も参考にさせていただきました。ドメイン登録代行業者も解説で挙げられてた業者をそのまま使いました。
なので詳細はご本家の解説を参照してください。一応、ざっと手順を挙げます。
  • ドメイン登録代行業者で独自ドメインを取得する(980円/年)
  • GoogleAppsの無料エディションに取得した独自ドメインで申し込む
  • GoogleAppsに独自ドメイン所有権を証明をする(DNSサーバへの登録@)
  • GoogleAppsメールサーバと独自ドメインを紐付ける(DNSサーバへの登録A)

以上の工程を経ることで、"@gmai.com"ではない独自ドメインのメールアドレスでGmailが使えるようになります。

さて、この記事で取り上げたいのはその後の話。
特に旧Gmailアカウント(@gmail.com)から、新Gmailアカウント(@独自ドメイン)への設定やメールアイテムの移行についてです。
メール以外のGoogleAppsサービス(連絡先、ドキュメント、リーダー、写真)の移行はとても簡単で迷うこともなかったので、次回取り上げます。


メールk環境の移行

以降、移行元(旧Gmailアカウント)を【旧】、移行先(新Gmailアカウント)を【新】と表記します。

@【旧】メールアイテムをすべて「受信トレイ」に移動
後述する"フィルタの移行"で【新】でメールアイテムを再振り分けする手間が省くためのステップです。
作業を楽チンにするためにもこのステップは実行しておいて吉です。
もちろん「ゴミ箱」や「迷惑メール」に入ってるメールアイテムは除いてくださいね。

Aメールアイテムの移行
心機一転、【新】でまっさらな状態でGmailライフを開始してもいいのですが、過去のメール資産を重視する場合には必要なステップです。
OutlookでもThunderbirdでもいいのですが、一般のメーラに新旧Gmailアカウントを設定します。
このときIMAPを選択してください。つまり【旧】- メーラ -【新】という構成で三者を同期させます。
あとは【旧】からIMAPでダウンロードしたアイテムを、ドラッグ&ドロップで【新】にまとめてアップロードするだけです。
これにより、送受信者情報や受信日時などの情報を保ったまま、メールアイテムの移行が可能です。
アイテム数が多いとダウン/アップロードにそれなりの時間が掛かるので注意してください。
(数千件のメールアイテムの移行完了に半日かかりました。)

Bフィルタの移行
フィルタ(およびラベル)の移行は、ファイルを経由したエクスポート/インポートで簡単に出来ます。
ただし、Labsで機能を有効にしておく必要があります。
この作業は必須ではありませんが、俺はフィルタを多用していたため実行しました。
再設定とか面倒でしょ?
【新】へのインポート時に既存メールアイテムに適用することが出来ますので、一気に再振り分けが実行されて楽チンです。


外部アカウントの受信設定

あくまで俺の場合ですが、ありとあらゆるメールアカウントを【旧】に集約していました。
その設定も【新】に引き継ぎたかったのですが、結論から言うと大失敗しました。
【旧】を作成した当時、「設定」の「アカウントとインポート」メニューの「名前」に外部アカウントを登録しておくと、そのアカウントに届いたメールは自動で【旧】でリアルタイム受信できたていたのですが、現在はこの機能は廃止されているようですね。
「名前」の設定はあくまで"そのアカウントを名乗ることが出来る"ためだけの設定になってしまいました。
したがって外部アカウントのメールを【新】で受信するためには、各アカウントから転送するか、POP受信を実行するほかありません。
俺の場合、諸々の事情で転送設定が不可能だったため、POPを使用することにしました。
さて、POPということは適宜フェッチを掛けないとメールの確認ができません。
Gmailでは、各アカウントのメール受信頻度に応じて自動でフェッチ間隔を変更しています(Gmailのヘルプセンターではこれを「Mail Fetcher機能」と呼んでいるようです)。
このフェッチ間隔はユーザ自身はコントロール出来ないので、メール受信の遅延が発生し得ます。
最大で1時間の遅延を確認していますので、リアルタイム性が求められるアカウントでは使用しないほうが良いでしょう。
それにしてもこのMail Fetcher機能、実装されてから数年経っていて、多くのユーザから不満が寄せられているにも関わらず一向に改善されません。
ユーザにコントロールを渡した途端、Googleサーバに相当な負荷が掛かることは明白ですが、メール遅延によってユーザが受けるダメージも決して小さくありません。
なんとかGoogleパワーで改善していただきたいものです。



posted by Huwy at 03:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | WEBサービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月11日

【WEBサービス】非Googleなオンラインスケジュール・タスク管理

バブルマップのすすめ 〜 ストレスすっきり解消型ToDo管理手法 〜
c.f. IDEA*IDEA - 百式管理人のライフハックブログ
を完全オンラインでやってみる試み。
  1. Mindomoで大きなタスクを書き出す。
    各バブルは文字サイズ変更可能なので、重み付けもできる。
  2. 優先度の低いタスクはcheck*padに外出し。Mindomoからリンクを貼る。
一応それぞれの簡単な説明。っていうか主にスクリーンショット。

Mindomoは本来はマインドマッピングツール。タスク管理機能は多くのオプションの1つ。
<表示条件:JavaScript有効,Flashインストール>
    本当はここにMindomoのFlashを表示させたかったんだけど、Seesaaでは無理みたい。ごめん、クリックして。当然のことながら、記入内容は全部架空です。
まあ、Mindomoじゃなくてもいいんだけど、お絵描き的でタスクも書き込めるの探した結果、これがベストなんではないかと。ちなみに「その他」の横のアイコンクがcheck*padにリンクしている。

check*padはToDoをオンラインで管理できるサイト。携帯電話からも操作できるので、アクティブな人にはなお便利。
20080211-0001.jpg

結果的にあんまり「バブル」感が出なかったな。
Mindomoではご丁寧にタスク情報まで挿入しちゃったけど、そこまで細かく意識せずにサッと描かなくちゃ意味がないね。
操作不慣れということもあり、えらい時間掛かっちゃった。
posted by Huwy at 21:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | WEBサービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月06日

【WEBサービス】情報収集・整理ツールあれこれ (2)

ネットからの情報収集・整理に便利なツール、Firefoxアドオンをいろいろ試してみた。
大きく分けて
  • ローカルディスクにデータを保存するもの
  • オンライン上にデータを保存するもの
が挙げられるが、長くなりそうなので、今回はオンライン保存タイプについて特徴などを挙げていく。オンライン保存タイプの最大の強みは、ネット環境さえあればどこでも参照可能な点だろう。オンラインを介してパートナーとの情報共有もスムーズだ。
(ローカル保存タイプはこちら)

1Google ノートブック
20080206-Scrap04-1.JPG20080206-Scrap04-2.JPG

言わずとしれたGoogleのオンラインノートブック。
IEやFirefoxのアドオンとしても提供され、ブラウジングしながら、ドラッグ&ドロップやコンテキストメニューから気軽にスクラップができる。
ScrapBook のように体裁までは取り込めないものの、画像も取り込め、部分的な切り抜きができたり、後から不要要素を削除したりできる点は同一だ。
(ScrapBookほど高機能ではない)
各アイテムにはタグやコメントを付けることができ、簡単なフォルダ管理も可能である。何よりGoogleの強力な検索機能で検索できる点、ストレージ容量の潤沢さは大きな強みである。

2Femo(beta)
20080206-Scrap05.JPG

個人が公開しているオンラインメモアプリ。スクラップとしての使用はできないが、ちょっとしたメモをオンラインで使える。
ただし上述の通り、個人が運営しているので、運用停止やストレージ量の制限など、覚悟しておく必要がある。
保存できるのはテキストだけだが、タギングによる検索や、カレンダー機能もあり、メモアプリとしては使用に十分耐える。
Googleノートブックもタギングが可能であるが、絞り込んでいく操作はFemoもほうが簡単である。またGoogleノートブックは最小単位のアイテムにタイトルを付けられないが、Femoでは付与可能。これは好みの分かれるところか。
posted by Huwy at 15:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | WEBサービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする