こんにちは。
前回の準備編に続き、今回は実際にアイテムを出品する作業の右往左往です。
【出品資格】
ヤフオクに出品するためにはYahooに対し身元を明らかにし、幾らかの参加費、それを支払うための口座(のようなもの)を整えなくてはなりません。
まあ面倒ですよ、ぶっちゃけ。前提としてクレカや銀行口座も持ってなきゃならんしね。
とはいえ、過去に入札には参加したことがあったので、俺が出品のためにすべきことは、Yahooに身元を明らかにする手続きだけでした。申し込み数日で登録住所にパスワードが郵送されてきたので、それを登録して完了です。いざ、出品っ!
【出品登録】
まず出品カテゴリを決めます。
後で知ったことですが、カテゴリによっては、取引方法に制限が掛かる場合があります。
例えば今回の場合、カテゴリは家電>携帯電話>本体となるわけですが、このカテゴリでは"代金支払い管理サービス"が強制適用されます。要はトラブルになりやすいアイテムは、慎重な取引方法を強要されるということですね。真面目に誠実に利用する心構えがあるなら、特に不自由を感じるものでもないですけど。
タイトルと商品説明は後回し。
ここは勝負どころでもありますので、腰を据えてじっくり取り組みたいところです。
様々なオプションを選択して出品内容を決めていきます。
ヤフオクドリームを夢見て、即決無しのオークション形式に設定しました。
お金に関わるところはやはり慎重になりますね。
入札者心理も考慮しつつ、でも出品者として譲れない部分では妥協せず。この辺のバランスが難しくもあり、オークションの醍醐味でもあり。
1円開始など大いに訴求力のある価格設定も出来ます。これは入札も早いうちから入りやすく、"熱さ"を演出できて、多くの入札者さんの関心を引けるというメリットがあります。そして結局は妥当な相場に落ち着いて行きます。
一方で、想定外の安さで落札されてしまうデメリットもはらんでおり・・・。
俺はそのデメリットの恐怖に打ち克てず、当初予定の強気設定にしてしまいました。
送料負担は出品者/落札者のどちらか、入金/発送のタイミングはどちらが先か、返品の可否、これらで落札者さんへ安心をアピールすることも出来ましょう。
でもあんまり媚びる必要も無いと思います。なにしろ出品するこちらも素人なんですから。不安が無いわけじゃないんですから。
決済方法はより多くの選択肢を落札者さんにアピール出来たほうが良いでしょう。
ただし、銀行振込は専用口座を作った方が良いと思います。
俺は今回はYahoo!かんたん決済一択で、落札者さんから銀行振込に出来ない?とご相談を受けましたが、さすがにメインバンクのメイン口座を晒す度胸は無く。
これまた後から知ったことですが、お互い匿名性を保ったままお金や商品のやり取りも可能なんですね。それなりに敷居は高いですが、両者にメリットがあるので早速使用開始手続き中です。
ヤフオクとは直接関係ないですが、SoftBankがTwitterユーザ間で匿名取引を可能にするサービスをはじめたというニュースもありましたね。
今後もたくさん出品するつもりがあるなら、そういう選択肢を広げで ていくことも、十分検討に値するものと思います。
決済方法と同様に配送方法もまた、出品者と落札者の都合がせめぎ合う重要な部分ですね。
送料は大体落札者さんが負担するケースが多いようなので、より安く抑えたいのは当然の心理。俺としてはこの部分は、落札者さん側に合わせても良いかなと思ってます。
実際、俺の生活圏内には郵便局が近くに無いのですが、今回の落札者さんは送付先を郵便局留めで指定されてきました。
住所を明かさずに配送してもらうメジャーな方法ですし、そうしたい心理も理解出来ます。
なので、遠い郵便局までチャリンコで行って発送してきましたさ。
写真はアピールの手段であると同時にトラブル回避の策でもあると思います。
ことさら強調する必要はありませんが、マイナス部分も包み隠さず公開しましょう。
中にはレフ板などを使って、より鮮明で綺麗な写真を撮られる猛者もいらっしゃるようで。
まあそこまでするかどうかは自由ですが、自然に素直に誠意をもって、これがトラブル回避の最善策だと思います。
取引オプションも多少気を遣いました。
入札者制限は是非設けましょう。システム的な制限だけでなく、商品説明に特記事項として独自の制限を宣言することもお勧めします。
これはまた別記事で書く予定ですが、あまりに稚拙で非常識な参加者というのもいらっしゃるものです。
そうした参加者の入札/落札を取り消す権利を出品者は持っていますので、行使すべきケースで行使し、粗悪な参加者を排除していくことで、ヤフオク全体の安心感も増していくものと思います。俺は自分がそういう参加者に当たってしまった経験や、ヤフオク全体をブラついてみた感想から、次回以降の出品では「悪い評価」が2件以上付いてる入札者は独断で弾くことに決めました。え?厳しすぎ?(・_・;
自動延長設定は、終了間際の鍔競り合いをより熱くするステキなオプション♪ 特に出品者にとっては、悪い言い方をすれば"高見の見物"を堪能出来ます。
入札者の皆さん、オークションはゲームではなく"商い"です。
熱くなりすぎないように。
はい、一応言いました。
PRオプションは今回まったく使ってません。
ぶっちゃけ費用対効果の薄いものだと思ってます。
目立つことは確かに重要ですが、ヤフオク参加者の皆さんは"掘り出し物"を目を皿にして探してるわけで、本当に魅力的な商品ならば自ずと注目されるでしょう。
同程度の競合品が多い場合にこそ目立たせたいところですが、そうしたケースでは落札額が下がりがちであり、有償であるPRオプションの費用対効果はますます薄くなるかと。
さて、エラく長くなったので、今回はここまでにします。
次回は後回しにした商品説明について書くつもりです。
2010年08月31日
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